利プリの気持ちになって初めての出産の様子を書いてみました。

 
2001年8月29日
あたし利プリ。3回目の発情を迎えたの。前回(2回目)は、家で他のワンちゃんにアクシデントがあって、ママは交配をあきらめたみたいだったけど、その分、今度こそってとっても力が入っているの。

2001年9月4日
排卵予定が7日だったので休暇をとって、みんなで山のお家に行ってたの。でもあたしの脹れ具合がすごくて、ついついお尻をフリフリしまくってたら、パパとママは帰宅予定を1日早めたの。翌5日、あたし動物病院でスメア検査を受けたわ。院長先生曰く、「もういいぐらいになっている。明日あたりから3日間が排卵日だと思う。」ですって。ママッたらあわてて、交配までという期限で(6ヶ月間)あたしのしつけをお願いしていた訓練士に連絡したの。(でも、この訓練士は自称訓練士で、後からとんでもない事実が発覚したのよ。あたしが口をきけたらもっと早く教えてあげられたんだけど・・・・。)

2001年9月9日
ママもパパもお仕事お休みできなくて、あたしその訓練士さんにお相手の家に連れて行ってもらったの。お相手はものすごいハンサムで、有名な外国チャンピオン犬らしいわ。パパもママも娘がいないものだから、あたしには飛びっきりのお婿さんを探してくれたのね。でもあたし初めてで、ぺたっと座っちゃったの。それでもお相手のオーナーさんは超ベテランなので、何とかの無事済ませたわ。オーナーさんからその時の写真と交配証明書を頂いて帰ったの。

2001年10月1日(交配後23日目)
今日あたし朝から気持ち悪くて、ゲロゲロ吐いたの。ママとパパはつわりだ、つわりだと騒いでいたわ。

2001年10月3日(交配後25日目)
ママに連れられて動物病院に行ったわ。エコーを撮ったらなんだかあたしのおなかの中に何かいるのが映っていたわ。今日は院長先生じゃなかったけど、若い先生は、「2頭確認できますね。でも2頭の裏に影があるような気がするので、もう1頭隠れているかもしれません。」っておしゃっていたの。ママはすごい喜びようで、何度も先生にお礼をいっていたわ。予定日は11月10日くらいだそうよ。今日の体重は3.65kg、普段より0.05kg増えていたわ。

 
2001年10月8日
交配してから4週間が過ぎたわ。なんだかあたしの乳首大きくなってきたみたいな気がするの。でもあたし食欲なくってあんまり食べたくないの。ママは心配してヨーグルトだの牛肉だの買ってくれるけど、どうしても食べる気にならないの。ササミジャーキーなら食べるけど、ママは動物病院の先生に怒られていたわ。

2001年10月13日(交配後5週・35日目)
あたしのお腹、なんだか大きくなってきたような気がするの。少し食欲が出てきて、卵料理とか、ササミのボイルとか、秋刀魚(網焼きして骨を取って身をほぐしたもの)、ポテトなんかなら食べられるわ。

2001年10月26日(交配後48日目)
もうすぐ交配してから50日になるので、今度はレントゲンを撮りに行ったわ。今日は院長先生がいらして、3頭確認できますっておっしゃっていたわ。ママは「でも、もしかして陰にもう1、2頭隠れているなんてことはありませんかね?」なーんていってたわ。院長先生はきっぱりと「絶対にないと思いますよ。頭骸骨と背骨の数を数えるのですが、どれも3つづつしかありませんからね。」と答えてらしたわ。どうもママは勝手に5頭くらい生まれて欲しいと思っていたみたい。まったく産むのは私なんだからね。

2001年10月28日
今日で交配から50日目なので、出産前の最後のシャンプーをしたわ。最近私すごい食欲で、3食も食べるものだから体重も4kgになったわ。でも今日は食べ過ぎたみたい。少し軟便だったので、晩御飯にはオリゴ糖とビフィズス菌を混ぜてもらったわ。お腹が大きくても私は毎日30分、1日に2回は早足でお散歩に行っているの。運動不足だとお産のときの体力もなくなるし、子供が育ちすぎると帝王切開になってしまうんですって。よく食べよく動く、これが安産のコツよね。

2001年11月1日(交配後55日目)
出産予定日の10日前になったので、今日から朝晩体温を測り始めたわ。
今日は朝38.1度、夜は38.3度、平熱ね。体重は4.4kg。お散歩も今日から時間を短縮し、一日1回20分になったわ。あたしのお腹の中で子供たちが蹴りまくるのが外から見ても分かるみたい。パパもママも「すごい動き方だね。」と少し不安そう。いったいどんな元気な子が生まれてくるのかしら。あたしも家にいるときはお腹が重くってゴロゴロしているの。特に左端にいる子が足でお腹を蹴りまくるものだから、横になっていてもなかなか辛いわ。

利プリ 妊娠したお腹

 
2001年11月4日(交配後58日目)
今朝の体温は38.2度、夜は38.3度、体重4.4kg。なんだか食欲が少し落ちたけど、元気は一杯よ。今日はいつもよりハイパーで、ピョンピョン跳ねていたら、ママに叱られたわ。体温はいつもと変わらないので、まだ子供は生まれないみたい。

2001年11月6日(交配後60日目)
今朝、体温を測ったら7.2度まで下がっていたわ。元気はまだあって、少しだけご飯も食べたわ。本には全くご飯を口にしないって書いてあったものだから、ママは悩んでいたわ。動物病院に電話したら、「ご飯を食べるならまだ生まれませんよ。」と言われ、半信半疑な感じだったわ。
でも夜8時頃になると私、いてもたってもいられずに、巣穴を掘り出したの。とっても不機嫌で、ママやパパにピタッとくっついて甘えたり、時々体がピクピク震え、苦しくてハアハア喘いだりしてしまったの。ママとパパはびっくりして、急いでお医者さんに電話したわ。本当は家で出産するためにぜーんぶ準備していたんだけど、初めてのお産なものだから2人とも慌てちゃって、結局夜9時頃にお医者さんに行ったの。動物病院に着くと、夜勤の優しい女医さんがいてくれて、ママもパパもすごくほっとしたみたい。

お産直前の超不機嫌な利プリ

 
2001年11月7日(犬の日・快晴)
午前4時30分に本格的な陣痛が始まり、5時、5時30分、6時と、30分おきに、3頭の元気なベィビーが生まれたわ。小型犬にしてはとっても安産だったんですって。私初めての出産なのに、ちゃーんと一人でへその緒を切ったり、子犬をぺろぺろ舐めまわし、胎盤を食べたりと、全部できたのよ。側にいてくれた女医さんも、すごく立派なお母さんだってとっても褒めてくれたの。
第一子は男の子で150グラム、背中の模様が面白くて色素の濃い、立派な男の子よ。

第二子は女の子で160グラム、なんだかとっても大きいわ。パパは、まるでホルンスタインの子みたいだって、酷いことを言ったわ。

第三子も女の子で、この子はとても小さくて120グラム、でもなんだか生まれてすぐなのに、とっても気が強そうな感じだわ。でも、お顔は一番の美人さんで、顔も体も綺麗に模様が入っているわ。

あたし、人間が大好きだから、お医者さんや看護婦さんが子パピの側にきても怒らなかったわ。それより、ピョンピョン跳ねて、見て見てってアピールするものだから、皆妙に感心していたわ。
午前中にママとパパが迎えにきてくれて、あたしと子パピは車で無事に家に帰ったの。

出産当日、子パピが無事に生まれたがボロボロの利プリ

 

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